新公立高校入試制度

Y塾では、独自のシステムにより、内申点(通知表)から志望校に入試で

何点取れば合格できるか、また、現状の内申点と得点力でどの高校に

合格できるか、ある程度目安が立てられます。

それにより、目標に向かって受験勉強を行うことや実力に合った志望校

の選択をすることができます。

 

「高校入試得点予想システム」についてはこちらから

<概 要>

1.共通選抜

全日制:募集定員をすべて募集

定時・通信制:募集定員の80%を募集

        (一部の高校では、募集定員のすべてを募集)

 

ひとつの課程・学科・コース等を志願(一校のみ志願)→志願変更可

 

2.第一次選考

募集人員の90%までを以下の数値算出方法で選考

     調査書の評定(中2+中3×2)+学力検査(テスト)+面接

 

 調査書(A),学力検査(B),面接(C)をもとにそれぞれを100点に換算した(a),(b),(c)を

 各学校が定めた比率(f :g:h)で合計数値を算出

 

合計数値(S)=a×f+b×g+c×h 

       f,g,hは2以上の整数、f+g+h=10となるように設定

 

 特色のある検査を実施した場合、その結果(D)を100点に換算した(d)を加える

 合計数値(S)=a×f+b×g+c×h+d×i d* iは5以下の整数とする

 

 3.第二次選考

資料の一部が整わない受験生への配慮=調査書の評定を用いずに募集人員を選考

 

<学力検査>

1.実施する教科:外国語(英語),国語,数学,理科,社会の5教科を原則

 特色検査を実施する場合は、3科までに減じることができる

 *定時制:英語,国語,数学の3教科

 

2.検査時間:各教科、共通選抜の場合、50分

 *定通分割選抜:外国語(英語),国語,数学の3教科を30分で実施

 

3.各教科の点数

 各教科とも100点満点

 

 <面 接>

1.面接の選考資料としての扱い

共通の検査としての面接は、「調査書の評定」,「学力検査の結果」と同等の重み

 

2.評価の観点

 ◇ 共通の観点

 ・中学校での教科等に対する学習意欲

     =新しい学習指導要領で求められている学力の3要素の一つを把握

 ○ 主体的に学習に取り組む態度(学習意欲)=中学校3年間にわたる意欲を把握

 ・中学校3年間での教科以外の活動に対する意欲

 ・入学希望の動機(志望理由)

 

 ◇ 学校ごとの観点

 ・受検者の入学後の意欲等を把握

 (学校や学科等の特色や生徒自らの特性を生かして、入学後の高校生活に取り組む器用等を把握)

 例)・高校出の教科,科目等に対する学習意欲  ・学校,学科等の特色の理解 ・将来の展望 等

 

3.面接の実施方法

 各学校は、面接実施上の手順を定め、次の事項に留意しながら、公正に実施

 ① 面接は受検者全員に対して実施

 ② 面接の形態は、個人面接とし2人以上の教員で行う

 ③ 面接時間は受検者1人あたり10分程度

 ④ 面接は、受検が記載した面接シート及び調査書の記載内容を選考を参考にしながら行う。

  * 調査書の提出を要しない受検者については、面接シートの記載内容を参考にする。

 

4.面接の評価基準の作成

① 「評価の観点」 「評価」 「評価の尺度」 「評価の基準」の項目を設ける。

 「評価」及び「評価の尺度」は、観点ごとに

 ◎(優れている),○(満足できる),△(満足できる水準を下回っている)

の3段階を基本とする。

 

 ② 評価の基準の作成にあたっては、活動の経歴や役職、大会等の実績、資格の取得を持って評価に

  反映させないこととする。

 

5.面接の評価方法

 ① 各面接担当者は、評価基準に基づき、観点ごとに評価する。

 ② 各面接担当者による評価を各学校であらかじめ定めた方法により、

  観点ごとに点数化する。

 ③ 観点ごとの点数を合計し、受験者の面接点を算出する。